重岡さんから溢れる音楽が好きな話-ムーンライト-

 

2024、二度目のメトロック出演。おめでとうございました。余韻に浸りつつ日を跨ぎ、しばらく前に下書きに入れていたムーンライトを掘り出してきました。ちょこーっとだけ編集してぶん投げてみます。

ただこれを書いたとき、おそらく重岡さんが30歳なるかならないか、くらいだった気がするので、今の彼らが歌う「ムーンライト」にはもっと別の雰囲気を感じています。ウンウン。とっても素敵です。

まだちょっと若い、あの頃のムーンライトをブワァしますので、良かったら見ていってください

(追記:2024/5/19)

 

ムーンライト

2021.05.05 Release「サムシング・ニュー」通常盤収録

「過去と現在と未来のWEST.」なのかな、という印象。広がりのある時間の表現が綺麗で、でもアツい。疾走感。どこまで行こうかまだ決めたくないな。

 

🧡手を突っ込めばポケットの中 宇宙行きチケット

💛縁石に乗り込み青空へ やじろべぇしよう

好きワードの…祭り…コレコレ…これなんだよ…こんな歌詞がいつどうやったら思いつくんだろ。頭開いて見てみたい。縁石の上をよっちら歩くことを『乗り込んで』『やじろべぇする』って表現するんだよ。重岡大毅さん。すげえよ。オモチャのあの動きで縁石を歩いている姿を想像させる。(確かにやじろべぇみたい)ってクスッとしたけど、それ以上にあれを(やじろべぇみたいだな)と感じる少年の心の感性、この少ない文字数で的確に伝える表現力、名詞の動詞化、美しい言葉遊びに「ああ…すきが……全部詰まってる………」でオイオイ泣いてた。しかもここにB.A.Dをあてがうあたり……………

 

💙真昼間の月に僕は種を植えに行くんだ

💗誰も見ちゃいないし 見たこともない

花を咲かそう

泣いていいですか?(もう泣いてるだろうよ)凄くない…?感性が、重岡大毅さんが、大爆発で。月を見ながら……種を植えに行くって……思うんだよ………この方………………   ムーンライトはずっとこのテンション感で聴いています。ワンワード毎に頭抱えてる。

 

❤️ここだけの話をしよう(一番歌詞)

💜ここだけの話をしよう(二番歌詞)

今を大事にするひとの歌詞だなぁと思うね。「ここ」に「この場所」だけじゃなくて、この場所と時間とここにいるひとたち全部をひっくるめた「一瞬」をぎゅっと閉じ込めたようなものを感じて。一瞬一瞬を大切にするひとから出てくるワードぉ……って、もう今泣いてるもん。電車で。電車で書いてますコレ。

 

🧡💗少年たちがいた

💚💛あの頃の僕らだ

❤️💙季節外れのTシャツで

何だって出来るって そう

💜思えたっけ

ここから「今」なんだよね。30歳前後のWESTꓸ 一番までは感性にグラグラ揺さぶられ泣かされつつも一方で(少年の心そのままみたいな歌詞だなぁ…)なんて思っていて。これだよ。時間軸をぐーーーーーっと越えてきて「今」。半袖でやじろべぇしながら誰も見たことない花の種を月に植えに行きたかった少年(自分)たちは「何だって出来るって」思えていたんだよね……うわ…崇裕さんのフェイクが良い…音源のフェイクも良いけどいちばん好きなのは2022メトロックのフェイク。音程上げていくのが本当に月に向かって視点移動する……高く上っていくWEST………希望の光…………………

 

💚真昼間の月に種を植えてみたくなったのは

❤️いつか君を襲う夜の底 一輪の光を

個人的にムーンライトは「少年時代(デビュー後すぐとかも含まれるかな?)のWESTꓸ」と「今のWESTꓸ」っていう幅のある時間の中の彼らが対話しているイメージですが、君はどう?Hey!(急なS2Sを失礼) あの時植えたくなった種は苦しい時期の自分たちを導いてくれる光になったし、そこに向かってまだ今も走り続けている、みたいな、なんか、そんな感じ。語彙がなくて悲しくなってきたぞ。こんなとこまで読んでいるムーンライト拗らせのあなたがもうちょっと上手に語ってください(丸投げ)

 

世界が止まっても 僕は止まりゃしないんだ

Not  yet(一番歌詞)

世界が終わっても 君を終わらせないんだ

Not yet(二番歌詞)

かなり好き。あの頃(一番)の自分たち(僕)は「止まりゃしない」とガムシャラで間違いなく青春そのものだったけど、今(二番)はあの頃の自分たち(君)を「終わらせない」し、青春も終わらせない。淳太くんもここ最近が一番青春しているって言ってたね。「Not yet(まだまだ終わらない)」お見事です